トランクルーム経営に興味があるんですけど。
初心者でもわかるように教えてください。
トランクルームへの投資をしてみて分かったことを教えてあげよう!
目次
トランクルーム経営ってそもそも何ですか?
トランクルーム経営とは、コンテナやビルの中をパーティションで区切り、収納スペースとして貸し出すビジネスです。
あまりなじみがないかもしれませんが、収納スペースの悩みを解決する生活に密着した、手がたいビジネスなんです。
実は、副業にぴったりなのです。
HOMESが調査した、20~50代の男女480人に「トランクルームを借りたきっかけ」によると以下のような回答でした。
トランクルームを借りたきっかけランキング【複数回答可】(n=480)
1位 荷物が入りきらなくなったこと (39.8%)
2位 家の住み替え/引越し (24.8%)
3位 部屋を整理したいと思ったこと (20.0%)
4位 家の建て替え/リノベーション (11.7%)
5位 家の修繕/リフォーム (10.6%)
6位 海外へ転勤となったこと (8.5%)
6位 プライベートな空間が欲しい思ったこと (8.5%)
8位 家族などと同居する/したこと (5.0%)
9位 家族や友人・知人から勧められたこと (4.2%)
10位 国内で転勤となったこと (4.0%)
10位 子どもが生まれた/大きくなったこと (4.0%)
12位 結婚したこと (2.1%)
LIFULL HOME'S PRESS調べ
街中でトランクルームや貸し倉庫などを見たことがあるかもしれません。
実は・・・まだ気づいていないけど、けっこう身近にあったりもします。
例えばこんな業者さんがあります
↓ ↓ ↓
また、屋内型っていうのもあり、最近はこちらが人気になっているようですね。
もちろん、それぞれにメリットデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
屋外型 | ●敷地内に車でそのまま入ることができて収納場所の目の前に車を止めることができる ●室内型のトランクルームよりも収納スペースが大きく安価 | ●雨や風、砂ぼこりに晒される危険が高く、収納スペースが汚れがち ●セキュリティー面で屋内型より低め |
屋内型 | ●警備システムが万全 ●空調設備が整っており気温や湿度に左右されない ●デリケートな衣類や美術品・コレクションなども安心して預けられる | 屋外型より料金が高く設定される 収納スペースが小さい |
トランクルームへの投資を知ったきっかけ
トランクルーム投資を知ったのは、youtubeのフランチャイズ相談所で
「トランクルームフランチャイズ 2年で実質利回り20%」
の番組を見たからです。
趣味の資産運用のために様々な情報を集めていましたが、
「トランクルームに投資する」
という認識はあまりなく、とても新鮮でした。
しかも、利回り20%!
「利回り20%」と聞くと、ちょいと怪しい感じはしますが、詳しく調べる価値はあると判断して、トランクルーム投資について勉強する事にしました。
トランクルーム投資を勉強してみたら分かったこと:メリット編
トランクルーム投資を勉強してみて分かったメリットは、5点ありました。
手間がかからない
わたしの副業・資産運用のスタイルは
・手間をかけない
・場所を選ばない
・人を雇わない
・在庫を持たない
です。
まずはこれらがクリアできるかどうかを確認する必要があります。
勉強をはじめてみると、トランクルーム投資は、
【投資型フランチャイズ】
でできそうなのがわかりました。
投資型フランチャイズとは・・・
簡単に言えば、投資と運営を切り離し、役割分担を明確にしているフランチャイズです。
投資型フランチャイズは、投資をした人は現場対応をする必要がないのがいいですね。
お客様対応などの現場の運営は、フランチャイズ本部がほぼ行うので、人材の確保や育成や店舗管理なども行う必要がなさそうです。
これにより、
・手間をかけない
・場所を選ばない
・人を雇わない
はクリアできそうです。
もともと、何かを仕入れて販売するスタイルではないので、
・在庫を持たない
もクリアですね。
わたしの副業・資産運用のスタイルには合致しているようです。
トランクルームのマーケットは伸びている!?
トランクルーム投資が、「手間がかからない!」としても、”投資”なので利益が出なければ全く意味がありません。
自分ではトランクルームを借りたことがないし、そもそも街中で見た印象があまりあまりないけど、ニーズってあるんやろか??
という疑問がありました。
トランクルームの市場規模を調べてみたところ、想定外の結果が・・・
ちょっと前の情報ですが、以下のようなグラフを見つけました。
2018年度の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)の国内市場規模は、前年度比6.7%増の743億3,000万円を見込む。
大手や地域の有力事業者に加え、新規参入事業者などによる積極的な展開による収納拠点数の増加によって市場が拡大した。収納拠点数の増加が続き、また一般生活者の認知度の向上や需要増も続いていることから、市場は堅調に推移している。
株式会社 矢野経済研究所
トランクルームの市場は、自分が知らないだけですごい勢いで拡大をしているようです😃
かつては倉庫業やコンテナなどがメインのこの業種は、2008年から統計を取りはじめているようですが、毎年10%ずつ成長を続け2027年度には1000億円市場へ成長する可能性もあると言われています。
まだまだ需要に対して供給が追いついていない状況なので、今後毎年8%前後で成長をする魅力のある市場のようです。
少ない資金で始められる
トランクルームの投資方法はいくつかあり
①自分の持っている土地(空き地)に屋外型コンテナを設置して運営する
②他人の土地を借りて、そこにコンテナを設置し運営する
③自分の持っているビルの空室に、屋内型トランクを設置して運営する
④他人が所有する空室を借りて、そこに屋内型トランクを設置して運営する
わたしの場合は、《土地なし・建物なし》だったので、①・③は当てはまりません。
できるとしたら、②・④ですね。
それぞれ調べてみると
コンテナは1基あたり、80万円〜100万円のようです。
広い土地を借りて10個おいたとすると、コンテナだけで800万円から1000万円の投資になりますね。
もちろん、それ土地の借入費用など付随費用がかかります。
屋内型のトランクルームの場合も、コンテナ代がかかります。
ただし、外おきのコンテナとは違って内装工事が中心になるので、20部屋を作るのに200万円程度のようでした。
もちろん、物件を借入費用やその他の付随費用がかかりますね。
費用の面からすると、「屋内型のトランクルーム」の方がはじめやすそうです。
トラブルが少ない
いくら手間がかからない!
ほとんどの事は、フランチャイズ業者の方がやってくれる!
といっても、トラブルが多いのは精神的に落ち着きませんね。
トラブルが多くてフランチャイズ業者の方が大変なったら、この事業が継続をできなくなるかもしれません。
トラブルが少ないのは、投資家にとってもフランチャイズ業者にとっても大きなポイントです。
⭐️トラブルが少ない5つのポイント⭐️
①人が住まないので、騒音問題など住民トラブルがない
②設備がトランクのみかつ頻繁に出入りするものではないので、こわれるリスクが少ない
③水道・ガスが必要ないので、水漏れなどのリスクが少ない
④入居時に保証会社を絡ませるので、集金不能のリスクが少ない
⑤屋内であれば、入り口のセキュリティーがしっかりしているので盗難リスクが少ない
トラブルが少ないことによって、長い期間投資をしておけるのもメリットですね。
経営の安定性
「トランクルームを借りたきっかけ」の第一位は
【荷物が入りきらなくなったこと (39.8%)】
でしたので、一度トランクルームを利用したら、簡単には出ないことが想定できますね。
景気や天候に左右されにくいので、一度入ってもらえれば長期で安定収入を得ることが可能になります。
トランクルーム投資を勉強してみたら分かったこと:メリット編
トランクルームを勉強して分かったことの中に、もちろんデメリットもあります。
デメリットは以下の3点です。
銀行からの融資が受けられない
投資をするときに、他人資本を使ったり、レバレッジを活用したりというのは聞いたことがあるかもしれません。
不動産投資のすぐれているところは、他人資本やレバレッジが活用しやすいところですね。
端的にいうと、不動産という担保があるので銀行からお金を借りやすいところです。
トランクルーム投資では、銀行からお金を借りるのは厳しいですね。
厳しい理由としては
①建物を借りてオープンするとなると、土地・建物などの担保がない。
②最初っから黒字になるわけではないので、銀行も貸したがらない。
③借り入れるにしても少額(400万円〜500万円程度)なので、銀行もリスクをとって貸すほどの事業ではない。
などでしょうか。
自分が銀行マンで融資の目標を持っていたとしたら、400万円〜500万円程度で担保も取れないかつ当初赤字リスクが高い事業には興味を持たないでしょうね。
売り上げがすぐにはあがらない
YouTubeの番組でもフランチャイズ業者の社長が話をしていましたが、当初は利用者が少ないようです。
一度入ったら荷物を頻繁に動かす人は少ないので、売り上げは安定するものの、すぐには埋まらないようですね。
1年〜2年かけて、満室になる感じです。
という事は、オープンしても当面は家賃や電気代などの光熱費分は自己負担になるって事ですね。
当面の間、持ち出しがある
当面の間は、持ち出し(赤字)があることを理解しておいが方が良さそうです。
店舗を借りて運営をする場合ですと、家賃を稼ぐまでは持ち出しがありますね。
室内型のトランクルームですと、一部屋5000円〜2万円程度ですので、
家賃:10万円
平均利用費用:1万円
だとすると、単純に考えて10室までは赤字になります。
月に契約になるのが1室だとすると、手出しがなくなるまでは10ヶ月程度かかる感じですね。
ここは、注意をしておいが方がいいですよ。
フランチャイズ業者さんのシミュレーションはあてになりませんので(笑)
トランクルーム投資ってだれでも始められるの?
誰でも始められます。
でも、土地なし・建物なしを相手にしてくれる業者さんは少ないようですよ。
YouTubeに出演している社長さんの会社は、錦屋さんです。
こちらの著者が取引している業者さんはマリンボックスさんです。
しかも、アパート経営やマンション経営のように物件が豊富にあるわけではないので、すぐに投資できるかどうかはわからないですね。
さらに、最近は市場の拡大と安定性が人気となっているようで、順番待ちが発生しているようです。
興味がある場合は、まずは資料請求をして話を聞いてみて、よかったら早めにエントリーをしておく必要がありますよ。
費用はどれぐらい必要なんですか?
別の記事で詳しく書きますが・・・
わたしが購入した物件は投資額として約460万円
です。
この460万円の中には
●設備費用(トランクルーム・内装工事費)
●家賃2ヶ月分
●店舗取得費用
●預託金(物件例金総当分 家賃の3ヶ月分)
●火災保険料
●台車代
が含まれています。
銀行借入はせず、自己資金での投資です。
家賃が8万円程度なので、当面は家賃相当額程度が持ち出しになります・・・
トランクルーム業者一覧
先に紹介した2店以外にもトランクルーム業者はありますので、資料請求をしてみましょう。