サナダさん、不動産投資をする前に読んでおいた方がいいオススメの本ってありますか?
不動産投資をする前に実際に読んだ本をご紹介しよう
不動産投資・アパート経営を始める前にどんな本を読んだらいいの?というお悩みにお答えします
本記事の信頼性
今回は、冒頭でわたしが実践している本の読み方をご紹介してから、その後に不動産投資をする前に実際に読んだ本をご紹介します。
参考にしている本の読み方
正直にお伝えすると・・・
わたしは、本を読むのが得意ではありません。。。でした
・忙しくて本を読む時間がない・・・
・本を読むのに時間がかかる・・・
・本を読んでも内容を忘れてしまう・・・
・どの本を選んだらいいのかわからない・・・
とこんな感じです。
でも、
「わたしの悩みはすでに他の誰かが解決ずみ」
でその解決策は
「本」という形になって世の中に出回っている
1冊あたり約20分で内容を把握し、1枚の紙と10分の音声にまとめることで知識に定着をさせビジネスに活かしています。
オススメの本
1冊目:金持ち父さん 貧乏父さん
最初にご紹介する1冊は『金持ち父さん貧乏父さん』です。
初版が発売されたのは2000年1月ですから、もう20年以上も読まれ続けている本です。
不動産投資に興味のあるあなたなら、すでに読まれているかもしれませんね。
「資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく」
投資のための不動産=「資産」(キャッシュを生む不動産)
居住のための不動産=「負債」(キャッシュを浪費する不動産)
という考え方にはちょっとびっくりしましたが、お金や資産・負債に関する考え方が変わりました。
「金持ちは資産を買う 貧乏人の家計は支出ばかり
中流の人間は資産と思って負債を買う」
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
「お金を上手に増やすには、お金にうまく働いてもらう仕組みを手にすることが有効である」との考えに非常に共感を覚えたことを、昨日のように思い出します。
この本を読んで「自由な時間と自由になるお金を持った生活」にあこがれ、不動産投資をすることを決めました。
2冊目:サラリーマンだからこそ「節税大家さん」で儲けなさい!
同じサラリーマンという立場で、不動産経営をされていることに興味を持ちました。
バブル崩壊を生き抜いたサラリーマン大家さんであり、サラリーマンをやりながら大家業をするノウハウ、メリットを紹介してくれています。
サラリーマンは続けましょう、というスタンスに共感しますし、こういうスタンスの本はありそうでなかなかないので、大変参考になりますよ。
個人的には、サラリーマンの不動産投資は”節税”にはあまり向かないかな??と”実感”しています。
購入当初は、結構な”出費”があるので結果的に節税になりますが、数年経過すると自然に”黒字”体質になってしまいますので。。。
節税よりも、「将来の収入を増やす!」と思って取り組んだ方が良いですね。
3冊目:サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣―実践版 利回りがすべてのアパート・マンション経営入門
こちらも、サラリーマン向けに書かれた本だったので興味を持ちました。
元祖サラリーマン大家さんの藤山氏によるノウハウ本です。
この本に書かれている”秘訣”は簡単には真似できないけれど、不動産投資に対しての知識は確実に増します。
大家ビジネスの成功のカギは、
(1)一般流通市場以外から利回りの高い物件を仕入れる
(2)ビジネスとしてのコスト管理を徹底する
(3)メインバンクとなる金融機関を確保することにある
と書かれています。
その他にも実践に即したノウハウが満載です。
中古不動産を安く手に入れて利回りを高くすることがポイントだということですが、この内容を実践するのは無理だなぁ・・・と感じたのを覚えています。
自分の投資スタンスを決めるのに、「この内容は自分に合わない」と発見ができたのが収穫でした。(笑)
業者の言うままに不動産投資をして失敗しないためにも、このような本を読んで知識武装しておきましょう。
4冊目:成功する大家さんは「新築賃貸住宅」を選ぶ
こちらの本は、新築賃貸経営をオススメしている数少ない本ですね。
わたしが行っているアパート経営は、すべて新築物件です。
賃貸住宅経営というと中古物件の方が初期費用が安くなり、利回りが良くなると考えていましたが・・・
新築賃貸経営の方が、間違いなく空室リスクが抑えられます。
この賃貸住宅経営の最大のリスクである空室リスクが抑えられることが成功につながるということがよく分かった本です。
そのおかげで、今まで空室に悩まされることなくやって来れています。
この考え方は、サラリーマンで大家をやり続けるために非常に参考になりましたよ。
また、新築賃貸経営の方がリフォームの費用がかからず、長く所有出来るという考えでもあります。
5冊目:49歳の窓際サラリーマンだった私が会社を辞めて家賃収入だけでラクラク生活を実現した話
サラリーマン生活に不安を感じるものの、何をしたらいいか分からなかった時に読みました。
これなら自分にもできるかも…と思える本でした。
初心者にとっては基本的なアプローチも把握しやすい本だと思います。
相当額の現金を用意できた人のようなので、真似できる人は少ないのかなあ、、、
という感じはありますね。
不動産投資(マンション購入)の実経験を、1戸目から8戸目までリアルに綴っているので、不動産資産をどう増やせばよいか体験談として面白く読めます。
どのような物件をどのような資本で購入したのかは、非常に参考になりますよ。
6冊目:5年で引退できるセオリー破りの不動産投資
題名にある通り、今までにない不動産投資論を展開している本です。
たとえば、「まずはマイホーム購入を検討しなさい」・・・とあります。
通常であれば、「マイホームはあと」というのが、一般的な考え方ですね。
マイホームを買えば、不動産投資への奥さまからの理解も得られやすいという考え方ですが、その壁が高い方には参考になるかもしれません(笑)
5年で引退できるかどうかはその方次第ですが、サラリーマン大家に過度な物件営業努力はいらない、管理が行き届いている物件の方が、あとあと管理費に費やす必要がないなど、丁寧に記されています。
それと、空室率が低い府県と高い府県ベスト10が、ページ内で記されています。参考にしてみてください。
7冊目:元手100万円から! 気軽で手ごろなマンション投資で年800万円稼ぐ方法
「自分の仕事を優先しながら、低リスクであまり手間をかけずに不動産投資をはじめたい! 」方向けです。
区分マンション投資から始めることをオススメされていますが
1棟物中古マンション・アパート投資
新築一棟物マンション・アパート
新築分譲投資用区分マンション
中古区分マンション
について記載されているので、自分にあった物件がどれなのかを検討してみてください。
「管理会社とのつき合い方」も書かれており、これから不動産投資をする方は知っておいた方がいいでしょうね。
不動産は、いい物件を購入することも大事ですが、買ってからの方が、長いですのでよい管理会社を見つける方がもっと大事ですのでね。
本を読む時に意識しておくこと
その①:目的を明確にしよう
本を読むのは、「手段」であって「目的」ではないですよね。
では、「本を読む目的」ってなんでしょう?
・不動産投資って何から始めたらいいのか知りたい
・新築がいいのか、中古がいいのか・・・自分にあった投資スタンスを見つけたい
・物件を探す時に、注意すべきポイントを知りたい
など。
あなたが不動産投資に持っているお悩みは、すでに他の誰かが解決済みで、それは本になってあなたの目の前に解決策が提示されています。
目的を明確にすることで、その解決策を手に入れやすくなりますよ。
その②:20分以内に誰かに伝えてみよう
忘却曲線をご存知ですか?
心理学者のヘルマン・エビングハウスさんが導き出した理論で、時間の経過とともに人の記憶がどのように変化していくかを示したものです。
オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのIcezさん / Public domain
20分後:覚えた内容の42%を忘れる
1時間後:覚えた内容の56%を忘れる
1日後:覚えた内容の74%を忘れる
1週間後:覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる
人間の脳は、忘れるようにできているんですね。
忘却曲線の理論を知ったときは、「自分だけじゃないんだ」と安心しました(笑)
適切なタイミングで復習することによって、忘れる時間はゆるやかになっていき、結果的に時間がたっても忘れない長期記憶に移行することもわかっているようです。
なので、20分以内に誰かに伝えてみましょう。
伝える人がいない場合は、SNSなどを活用してアウトプットをしてみるのもいいですね。
「これは忘れない方がいいぞ!」というものは、積極的にアウトプットをして自分の知識に定着させましょう。
そして、行動しましょう
知識があっても、それを活用しなければ意味はありませんね。
次の一歩をふみだしてみましょう!
・不動産投資をしている人の話を聞きにいく
・自分のスタンスにあってそうな業者に資料請求をしてみる(必ず複数してくださいね)
・セミナーや勉強会に参加してみる
など、あなたの夢を実現させるために、勇気を持って一歩を踏み出してみましょう。
応援しています!